| 株式会社ゼノクロスは、Unmanned Aerial Vehicle【自律無人飛行機】を九州大学航空宇宙工学部門と協力して開発しています。 | ||
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ある日突然、高校時代からの友人である東野君からUAV(自律無人航空機)研究開発に関する相談を受けました。彼はアメリカ留学から帰国したばかりの頃で、あちらで目の当たりにしたベンチャー企業によるUAVビジネスの有様を、やや興奮気味に私に語ってくれました。私の専門は水産学であり対象は海でしたが、ゼノクロスのモットーである「異分子交錯」に照らし合わして考えたとき、“海と空の交錯”こそ胸躍るビジネスストーリーに違いないと直感しました。本研究開発へ企業を上げて取り組みだしたのはそんなちょっとしてきっかけからでした。以来、空を眺めながらの産学共同の研究開発が続き、今年で4年目を迎えました。 ここにようやく私どもの研究成果が広く皆様方のお役に立てる商品として完成するに至りました。今回ご紹介する商品は第1世代商品であり、主に研究開発を実施している機関や大学等のニーズを対象としたものです。今後は、一般企業はもとより、一般消費者をも対象とした次世代商品を世に送り出す予定であります。新たなUAVビジネスへの展開を視野に入れた第1世代商品をより多くの皆様方にご利用頂き、さらなるUAVサービス市場を共に開拓して頂きたく心よりお願い申し上げます。 UAV(Unmanned Aerial Vehicle, 自律無人航空機)は、いわば空飛ぶロボットであり、カメラを搭載すれば、人間に代わって、まさに鳥のようにあたりの様子を鳥瞰できます。また、各種のセンサを搭載すれば、各種データの3次元的な測定が可能となります。 日本では、残念ながら米国のように軽飛行機を個人レベルで所有し、車を運転するように自由に飛行させられる環境にはありません。しかしUAVを使えば、50km先の場所を見に行って100メートル上空から写真を撮影して帰ってくることなど、ものの1時間で可能となるのです。このようなUAVの心臓部ともいえるものは、コンピュータと各種センサ、そして自律飛行を可能にするソフトウェアです。 私がこれまでの研究によって培った技術を元に、(株)ゼノクロスとの産学共同の研究開発を通じ、UAV専用自律制御装置 ”AP-CUB” として、皆様にお届けできることになりました。”AP-CUB”の”AP”は”Auto Pilot”を、”CUB”は小熊や小ライオンなどを意味する”cub”と”Computer Unit Board”の頭文字をかけて名づけたものですが、やがて強力なツールに成長して欲しいという願いを込めたものでもあります。 我々は,AP-CUBをテスト機に搭載し、実飛行による厳しいテストを数十時間にわたって繰り返し行って参りました。オーソドックスなトレーナ程度の機体であれば、ごくわずかな調整によって、ウェイポイントを着々と周回する自律飛行の様子を目の当たりにすることでしょう。この感動を味わっていただくとともに、AP-CUBを通じて日本におけるUAVの民生利用の発展の一助となれば幸いです。
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